荒川光のブログ

炎上しない程度の過激発言! を目指しているのですが、出来上がった文章を読んでみるといたって正常で健康的です。ホッとするやらガッカリするやら複雑な心境です。

運転代行の女性ドライバーのモテ方が凄い!

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運転代行の運転手は男がほとんどです。深夜に及ぶ仕事ということや、酔っ払いの相手をする場合もあるということから、女性にとってハードルが高いのだろうと思います。

だったらキャバクラで働くキャバ嬢だって同じじゃないかという声も聞こえてきそうですが、キャバ嬢と代行の運転手とでは給料に雲泥の差があるのです。えっ、どっちが雲でどっちが泥か説明した方がいいですか? お分かりですよね?

キャバ嬢は代行の運転手なんかの何倍もの給料を得られるがゆえに、あのような苛酷な仕事ができるのです。

 

でも、代行の運転手の仕事だって結構大変なのです。

 

まず客車を運転するには2種免許が必要です。キャバ嬢のように基本的に本人が希望すれば誰でも就ける仕事ではありません。

時には左ハンドルの車やマニュアル車だって運転します。自分では一生かかっても買えないような高級車を走らせることだってあります。

知らない道だって通ります。高速道路を飛ばすこともあります。

狭い路地も、ヘアピンカーブの連続する峠道も、工事や事故で渋滞する道路も、雨の中も、冬には雪道だって、走らなければなりません。

 

しかもいつも乗り慣れている自分の車ではありません。初めて乗るお客様の車です。

最近の車はどのスイッチが何なのやらサッパリ分かりません。

パーキングブレーキだって昔は手で引くレバー式でしたね。この頃やっと足で踏むタイプのものに慣れてきたと思っていたら、今度はボタン式のパーキングブレーキなんてものが出てきているではありませんか。ワイヤーを引っ張った実感がないので、ちゃんとブレーキがかかっているんだかいないんだか不安の残る代物です。

外車の運転席周りなんてもっと分かりにくいですよね。

 

加速の仕方だってブレーキの効き具合だって車によって様々です。でも「急」のつく運転はお客様のご気分を損ねます。アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作にはとても気を使います。

客車をこすったりなんかしたら大変。ましてや事故なんか起こせばどんな面倒くさいことになるか。

 

エンジンをかけるとスピーカーから大音量のレゲエが鳴り出す客車もあります。お客様と帰り道の打ち合わせのための会話もできないほどです。

しかし「少しボリュームを下げていただいてもよろしいでしょうか?」なんてとても言えません。そんなことを口にしようものなら激怒するお客様だっているのです。酔いも手伝ってのことではあるのでしょうが、予想だにしなかった言葉が引金になってお客様の怒りに火をつけてしまうことがあるのです。

一体どこにどんな怒りのスイッチを隠し持っているのか分かったものではありません。

 

背の高いお客様が乗っている車を背の低い代行ドライバーが運転する場合にも苦労があります。

「シートの位置を動かしてもよろしいですか? 」と尋ねなければなりません。「脚が短いものでスミマセン」なんてくだらない自虐を入れなければならない場合だってあるのです。

その上パワーシートの車なんかだと、どこにスイッチがあってどう動かしていいんだか分からないことだってあります。

バックミラーやルームミラーの角度なんかは余程のことがない限り変えない運転手が多いです。後方の確認がしづらい状態のまま運転しているのです。

 

このようにお客様は王様で運転手は家来か召使いかというくらいに平身低頭するのが一般的です。私が知らないだけで、広い世間にはもっと尊大な態度で業務を遂行している代行会社があるのかもしれませんが。

 

今挙げたのは運転手の苦労の一部にすぎません。なかなかにハードな仕事ではあるのです。

にもかかわらず、代行の運転手の給料はというと・・・。まぁ、会社にもよりますので詳しくは言いますまい。

そんなわけで、仕事の内容や時間帯や給料やらを総合的に考慮すると、運転代行の仕事を選ばない女性が多いのです。

 

しかしながらどんな分野にも例外はあるものです。今回はそんな運転代行の世界で活躍する女性についてお話しようと思います。

いや、そんなことよりまず結論から先に言いましょう。ブログは結論から先に書けと何かの記事にも書いてありました。私はなかなか本題に入らずにグズグズしているから読んでくれる人が少ないんでしょう。

 

結論。運転代行の女の運転手はとてもモテる。

 

では私が勤務している代行会社の女性運転手の例を見てみましょう。

私は2種免許を持っていません。ですので客車を運転したことはありません。客車を追いかけて行く車、随伴車と呼ばれている車を運転しているのです。

 

そんな私なのですが、客車を運転する女性ドライバーとペアを組んで仕事をしたことが何度かあります。

私の任務は助手席にそのドライバーを乗せてお客様のところまで行き、ドライバーが客車に乗ったらその後を追いかけて目的地まで走り、客車から降りたドライバーを回収し、また次なるお客様のところへ向かう。

この繰り返しを決められた時間までやるということなのです。

 

この女性ドライバーは美人でも可愛くもありません。ブ◯とまでは言いませんが、深夜に二人きりで車に乗っていても何らの感情も湧いてこない女です。

しかしながら彼女、行く先々でチップをもらい、「可愛いね」なんて褒められ、連絡先を訊かれたり、口説かれたり、「今度から指名していいですか?」なんて言われたりしているのです。

「『ギュッとしていいですか?』なんて言われちゃった。ダメですよ、奥さんに怒られますよって言ってやったわ」なんて嬉しそうに言うのです。本人の作り話でもなさそうです。

キャバクラから自宅へ送っていった客がそんなことを言うのですから驚きです。キャバクラのお姉さんと、この疲れ果てた顔をしたアラフォー女とでは雲と泥くらいの違いがあるのですから。

お姉さんに相手にされなかったのでしょうか? 身の丈に合ったブ◯の方に親近感を覚えたのでしょうか? 酔っているし真っ暗だしで幻想を見たのでしょうか?

 

私の分析ですが、代行の女運転手がこのようなモテ方をする理由は以下の6点です。

 

1 暗いために欠点が見えない。自分に都合良く理想化できる。

2 深夜にこんな仕事をすることに反対する夫や彼氏がいない可能性が濃厚。

3 過酷な労働に耐えている姿をけなげでいじらしく思う。断崖に咲く花が美しくみえるのと同様、背景とのコントラストによる錯覚。

4 患者が女性看護師を頼もしく思うように、運転する能力を失った者は自分を安全に自宅へ送り届けてくれるドライバーを頼もしく思う。その気持ちが女性ドライバーを実際以上に見せてしまう。

5 自分の車も命も相手に預けたことにより、まるで自分が相手に対して丸裸になったようで一種の解放感と高揚感を覚える。

6 相手を見下している。代行のドライバーを自分よりも下等な存在だとみなしているがゆえに安心して下品な口説き方ができる。

 

こんな感じではないでしょうか?

私は彼女の他にも何人か女性の客車ドライバーを知っていますが、客から受ける言動は大体上記の女性ドライバーと同じです。本人がモテていると思うかセクハラだと思うかは人によって違いますが。

 

中には客とのやり取りが苦痛で、2種免許を持っているにもかかわらず客車を運転することを断念し、私と同じように随伴車の運転手に甘んじている女性ドライバーもいます。

 

最近ではセクハラや性犯罪に対して毅然とした態度で立ち向かう勇気ある女性が出てきています。それによって後に続く人々、ファロワーたちも増えてきているのは素晴らしいことだと思います。しかしそれでもまだまだセクハラを断固として否定する、拒否するというまでには機は熟していません。

昼間正気で仕事をしている真っ当な人間たちですらそうなのです。ましてや運転代行などという、はみ出し者たちの寄せ集めで成り立っているような産業において、セクハラ撲滅などという夢のような未来が期待できるでしょうか?

 

結局私が言いたかったのは次のことです。すなわち、運転代行の女の運転手は決してモテてなんかいない。単にセクハラを受けているだけなのだと。それを「モテ」だと脳内変換させてしまっている彼女たちの哀れ。

 

いや、本当は彼女たちだって分かっているのです。決して恋でも愛でもないことを。

でも、つかの間でも自分の存在を認めてくれる人に出会って、その夜の仕事に安い給料以外の何らかの意味を見出せたのです。

 

不惑を過ぎた、バツイチ子持ちの、いつも支払いに追われ、毎月携帯電話やガスの止まる、狭い集合住宅に住んでいる、歯の欠けた、疲労にやつれた、手抜きの化粧を間に合わせでしてくるだけの、ブス。

 

彼女の未来に、どうか、幸せあれ。

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