先日「アボカドの種が芽を出してくれた!」という記事を書いたのですが、その時に私はアボカドの種を「植える」という表現を使いました。
それがずっと気に掛かっていたのです。
種は「蒔く」ものであって「植える」ものではないのではないかという疑念があったのです。
その文章を書いている時にすぐに調べれば良かったのですが、ものぐさな私は調べもせずに早々に記事を公開してしまいました。
それから約3週間後の今日になってやっと調べてみたのですが、いくつかの辞書を参照してみた結果から考えると「アボカドの種を植える」は間違いではなさそうです。
「蒔く」と「植える」の違い
「蒔く」というのは、小さい種をあまり狙いを定めずにばら撒くというイメージです。
「畑の概ねこの辺り」だとか「この植木鉢」「このプランター」などのある程度の標的はあるものの、その範囲にパラパラと散らすのならばそれは「蒔く」という表現になるようです。
対して種を1個1個丁寧に土の中に埋めるといった場合には「植える」という表現になります。
今回私は種の上下の向きや、どのくらいの深さまで土に埋めるか、2個の種をどのくらいの間隔をあけて置くかということまで気を配りつつ種を配置しました。
ですので「植える」という表現で良かったようです。
あぁ良かった。
アボカドの種はピンポン玉くらいの大きさがありますが、その種を100個くらい畑にばら撒くのならば「蒔く」で良いのでしょうね。
「アボカド」?「アボガド」?「アボガト」?「アヴォカド」?
余談ですがアボカドという植物自体も日本語のカタカナで様々な表記がされているのを目にします。
「アボガド」や「アボガト」というのもよく見かけます。
詳しく調べたわけではありませんが、ウィキペディアによれば英語名のavocadoの発音に倣って「アボカド」という表記が正しいとのことです。
「アヴォカド」も良さそうだけどそんな表記は目にしたことがないなぁと思ってちょっとネットを覗いてみたら、驚きました。
結構ありますね、「アヴォカド」。
自動車のジャガーを「ジャギュア」とか「ジャグヮー」とか「ジャグァー」なんて言うことがあるように(古!)、私もカッコつけて「アヴォカド」って呼んでみようかな。
とも思ったけど、グーグルで検索されにくくなっても困るので無難に「アボカド」にしておきましょうかね。