荒川光のブログ

Hikaru Arakawa's blog

愛猫のためにキャットタワーを用意してあげて!

キャットタワーと猫

ピヨピヨ(仮名)およそ12歳

 

愛猫家のみなさん、こんにちは。

毎日猫と戯れていることと思います。

 

もちろんキャットタワーも設置されていますよね?

えぇっ「うちにはキャットタワーなんてないよ」ですって?

 

ぜひとも用意してあげてください!

「猫とキャットタワー」という取り合わせは、言うなれば「ハムスターと回し車」「ビールと冷蔵庫」みたいに相性が良いんですよ。

 

 

 

 

キャットタワーが無くてもテーブルやイスに上ったり下りたりして遊べる猫はいいのですが、それが叶わないとなると運動好きな猫にとっては物足りません。

床の上だけの二次元の動きに限定されてしまうからです。

 

ところがキャットタワーが1つあるだけで全然違います。

猫は上下の動きが好きなので登ったり降りたりして遊んでくれますよ。

 

また高い所は猫にとって安心できる場所でもあるようです。

外敵の接近を高みから見張ることができるんですね。

もちろん部屋の中に敵なんているわけないんですけど。

 

ちなみにこのキャットタワーは2年くらい前に知人が作ってくれたものです。

廃材の木を利用し、100円ショップで購入したフェルトと縄とを使ってこんなに立派なタワーを完成させてくれました。

 

 

制作途中のキャットタワー

制作途中のキャットタワー

 

制作途中のキャットタワー

 

しかしうちの猫はせっかくタワーを設置したのにしばらくの間は見向きもしてくれませんでした。

 

作ってくれた知人から「猫は登ったか?」と尋ねられるたびに「まだ登ってない」と答えるのが申し訳なかったものです。

 

その知人はそれまでにも親戚や友人のために何基かキャットタワーを作ったことがあるそうなのですが、どの猫も喜んで一目散に登ったらしいのです。

 

「お前のとこの猫は面白くない」

「作った甲斐がない」

なんて思われてそうでちょっと心苦しい日々を過ごしました。

 

「抱き上げて載せてみようかな?」と考えたこともあります。

「上段にエサを置いて、食べるために登るように仕向けようか」とも考えました。

 

しかし猫が自発的に登るまで待ちたい気持ちもあって何もしませんでした。

 

別の友人曰く「もう結構な歳だから新しいものに好奇心を持たなくなっているんじゃないかな?」

私 「好奇心旺盛で困ってるくらいだよ。それにそんなに高齢ってわけでもない」

友人 「知らない物体なので怖がってるんじゃないか?」

私 「怖がってないと思う。土台の部分に近づいてにおいを嗅ぐような時もある」

友人 「もう体力が衰えていて高い所へ登りたいと思わないんじゃないかな?」

私 「毎日元気一杯だよ。テーブル、イス、パソコン台、出窓には飛び乗るし、部屋中走り回って丸めたティッシュをドリブルで運んでシュートも打つよ」

友人 「縄を巻いてある柱で爪とぎもしないのか?」

私「しないね。お気に入りの決まった爪とぎ場所があるのでね」

 

そんな会話から1ヵ月以上経った頃でしょうか。

朝起きてキャットタワーを見た私は一瞬で眠気が吹き飛びました。

ピヨピヨがタワーの1段目に座っているではないですか。

 

 

キャットタワーと猫

ついに登った

 

 

「やっと分かってくれたか」

「そうなんだよ、登るためのものなんだよその木は」

 

 

キャットタワーに登った猫

部屋が少し?散らかってますが・・・

 

うちの猫は3段目がお気に入りのようです。

そして4段目以上には決して登りません。

てっぺんに座っている姿を見てみたいものですが、どうしても4段目以上には登ってくれないのです。

 

キャットタワーを置くと確かに部屋のスペースは少し狭くなります。

しかし猫にとっては上下方向へも動けるので良い運動になりますし、ストレス解消にもなると思います。

家で寝ているだけの猫にストレスなんてあるのかっていう疑問もありますけどね。

元気で長生きしてもらいたいですね。

 

あなたの猫ちゃんにもキャットタワーを試してみてはいかがでしょうか?