ブログのカスタマイズファンのみなさん、こんにちは。
日々カスタマイズを楽しんでいらっしゃることと思います。
今日はそんなみなさんに向けて「TOPに戻る」ボタンについて書いてみたいと思います。
実は私のこのブログにも設置しているんですよ。
画面の右下をご覧くださいませ。
あるでしょう? まるい可愛いボタンが。
デザインはイマイチかもしれませんがちゃんと機能します。
良かったら試しに押してみてください。
画面トップへと瞬時に飛んでいけますから。
「TOPに戻る」ボタンに潜む落とし穴とは
ところが私のこのボタンには、実は重大な欠点が存在するのです。
どんな欠点か気づいた方はいらっしゃいますか?
まぁ、いないでしょう。
もし気づいたというあなたは群を抜いた観察力の持ち主です。
ではその欠点をここに告白いたしましょう。
このボタンは「画面トップ」を表示している時でも消えずに存在しているのです。
もっと分かりやすく言いましょう。
「TOPに戻る」ボタンは文字通り画面の一番上に移動するためのボタンです。
ですので現在すでに画面トップを表示中であるならば存在する必要のないボタンなのです。
画面トップを見ているにもかかわらすこのボタンが表示されていたら「ここが画面トップではなくまだ上があるのかな」と勘違いしてしまうかもしれません。
それはユーザーに誤解を与え、誤クリックを誘発する詐欺的サイトであるという評価がなされないともかぎりません。
子供が一人しかいないのに「ウチの長男が」などと言う人がいたらどう思いますか?
下の子もいるんだなと誤解しませんか?
それと同じです(ちょっと違うか)。
普通は記事が表示されるとすぐに読み進めることでしょう。
読む前に右下の隅に目を走らせて「TOPに戻る」ボタンが出ているかどうかをチェックするなんていう人はいませんよね。
ですのでこの欠点に気づかれる心配はしていません。
しかし私の美意識はそれを良しとしないのです。
気づかれないから良いというものではありません。
他の人のサイトで、画面のトップでありながら「TOPに戻る」ボタンが表示されているものをごく稀に見かけることがあります。
「あっ、同類がいた」と親近感を覚えますね。
コメント欄などから「改善されてはいかがでしょうか?」とお伝えしようかと思うこともあるのですが、実際にしたことはありません。
余計なお世話でしょうし、私自身のサイトがその状態なのですから「お前が先に直してから言えよ」なぁんて言われちゃいますよね。
「TOPに戻る」ボタンを画面トップでは非表示にしよう
対策方法を調べてみると、どうやらjQueryというJavaScriptのライブラリーを使えば簡単に解決できるとのこと。
画面トップから例えば100ピクセル下に移動したところで「TOPに戻る」ボタンが現れ、100ピクセル以内の場所ではそのボタンは非表示の状態になっている。
こんな芸当が簡単にできるそうなのです。
ところがこれは私にとって決して簡単ではなく非常に難しそうに思えます。
しかし当ブログをこのままの状態にしておくわけにはいかず、いずれは時間を取って解決しようと思っています。
またこの技術を応用すれば「TOPに戻る」ボタンに限らずあらかじめ仕込んでおいた要素を任意の位置で表示したり非表示にしたりできるようですね。
面白いじゃないですか。
最近よく見かける、からくり箱のようにページのあちこちからガチャガチャといろんなものが飛び出してくるやかましいサイトはきっとこの技術を使っているのでしょう。
記事を読み始めるやいなや上から下から左右から広告がニョキニョキ出てきて人をイラつかせるサイトもこの技術で作れるってわけか?
ようし、オレも作るぞ。
「目が回っているのか世界が回っているのか分からなくなるくらいの、万華鏡性の酒池肉林的カオスみたいにしてやろう」
「ラビリンスに迷い込んだアルコール依存症の孔雀が見るサイケデリックな白昼夢みたいにしてやろう」
「あなたの瞳に映った私の瞳に映ったあなたの瞳に映った私の瞳に映ったあなたのあなたのあなあなあ、な。あああああみたいにしてやろう」
・・・
なーんてするわけないのでご安心ください。
ちなみにこんなキッチュなサイトに興味があるんだけど、オレにも作れるかな?
(注意! 音が出ますよ!)