5月に種まきをしたパクチーがついに全滅してしまいました。
発芽して、双葉のあと本葉も出て、茎も成長してきていたのですが。
収穫を楽しみにしていたのに、こんな結果になるなんて。
そこで今回は、枯らしてしまった原因と今後の改善策について考えてみようと思います。
原因 1
発芽率が悪く、発芽した数自体が少なかった。
改善策
種まきをする前に種の殻を割って一晩水に浸しておく。
ネットや書籍で予備知識を得ずに栽培に取り掛かった私が悪かったのですが、後々調べてみると、以下の事実が発覚しました。
「パクチーの種は硬い殻に覆われていて、そのままでは発芽しにくい。なので殻を割って中の種を取り出し、その種を数時間から一晩水に浸してふやかしておくと発芽しやすくなる」とのこと。
発芽する総数が多くなれば、その分生き残る株も多くなると考えられます。
次回挑戦するときには是非試してみようと思います。
でも野生のパクチー(そんなものがあるのかどうか知りませんが)は誰もそんなことしてくれないのに発芽して育って子孫を残していることを考えると、栽培に必須の作業というわけではなく、あくまで栽培の効率を上げるためにやった方が良いという認識で良いのではないかと思います。
原因 2
植え替えをしたあと根付かずに枯れてしまった。
実はこっちの方が問題なのでした!
改善策
植え替えはせず、発芽した場所でずっと育てる。
パクチーは移植(植え替え)を嫌うということは知識としては知っていたのですが、株に影響を与えないように、根の周りの土ごと広い範囲で移動させれば問題ないだろうと考えていました。
実際そのようにしたのですが、移植後は元気がなくなり、そのまま枯れてしまうのを止めることができませんでした。
土の節約のために(ケチですみません)浅い土の上に種をまいて、発芽したら間引きをして、選りすぐりの株だけを深いプランターに移して育てようと考えていたのでした。
しかしパクチーがここまで引っ越し嫌いだとは知りませんでした。生まれたところで死ぬまで暮らしたいということなのですね。
次回からは、初めから深く土を盛ったプランターに種をまこうと思います。
あと、枯れてしまった直接の原因ではないと思うのですが、栽培中に特に気になったことは、常軌を逸した茎の弱さです。
ジョウロで優しく水をやっただけなのに、へこたれてしまう茎。ペちゃんと倒れて地面にひざまずく葉。
「何でそんなに弱っちいの?」「意地はないのか!」と思わず言ってやりたくなります。
まったく見てるこちらの心まで折れてしまいそうになるほどか弱いんですからね。
棒を立てて茎を支えた方がいいのでしょうか? 葉に水がかからないように、注射器か何かで根本にそっと水をやらなければならないのでしょうか?
そんな方法が記載されている記事は見当たりませんでしたが、他の人はどうしているのでしょうか。
土が合っていなかったのか、肥料が足りなかったのかもしれません。酸性だとかアルカリ性だとか、植物の種類によって好む土の性質もあるそうですので、もっと勉強しようと思います。
まったくむずかしい植物です。抜いても抜いてもはびこる雑草がいかに強いのかが分かります。踏まれても平気ですからね、かれらは。
パクチーの種まき時期は3~6月と9~11月とのこと。秋になったらもう一度チャレンジしてみます。
パクチーの種をまいた時の記事はこちらです。
パクチー(コリアンダー)の種を蒔いたら発芽して嬉しかった! - 荒川光のブログ